今回はキャンプやバーベキューの時にあると便利なタープの話です。キャンプ初心者の方にわかりやすく説明していけたらと思っております。
まず、そもそもタープは何の為に使うのか？を説明してから、タープの種類ごとに特徴を説明していきます。最後にタープを買う時のチェックポイントを説明していきますのでぜひ自分のキャンプスタイルにあったタープを見つけてくださいね。
タープは何の為に使うの？
キャンプやバーベキューの時にタープは絶対になくてはならないと言う訳でもないですけど、タープがあると便利で快適に楽しくキャンプが出来るんですね。私が思う基本的なタープの役割を紹介したいと思います。
日陰を作るため
まず、タープの1番の役割は何と言っても日陰を作ること。暑い夏に日陰がない場所で長時間いるにはちょっとしんどいですよね。木陰があればいいのですが場所が取れなかったりしたらいけないのでタープで日陰を作ることは重要です。
プライベート空間を作るため
次に、プレイベート空間を作れます。タープの貼り方にもよりますが、開放感も残しながら丁度いいプレイベートな空間を作り出してくれます。
トップシーズンなどでキャンプ場が混んでいると隣との間隔が近すぎると気になるものです。そんな時にタープがあるとプライベートの空間を確保してくれますので隣を気にしないで楽しくキャンプが出来ます。
雨風をしのぐため
強風の時は注意が必要ですが、ある程度の雨や風を防ぐことが出来るので、快適にキャンプをするが出来ます。タープの下に荷物を置けば雨にも濡れないですみますし、炎天下でクーラーボックスを置くのとタープの下とでは保冷力がちがいますので食材の保護にも役に立ちます。
テントサイトのおしゃれを楽しむため
テントサイトのコーディネートを楽しむためにも重要な役割を果たしてくれます。テントとタープの色などを意識するのがポイントです。キャンプはいろんな楽しみがありますが、テントサイトがおしゃれに決まるとさらに楽しさが広がります。
ちなみに下記の記事は私のテントサイトのコーディネートの記事ですのでよかったら見てみてください。
タープの種類
タープの種類は様々な形があります。ここでは代表的なタープの形をいくつか紹介していきたいと思います。また、形ごとにその特徴を説明していきますのでぜひご覧ください。
ヘキサタープ
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャンプ用品 テント タープ サンシェード プレーナヘキサ タープ セットM-3155
特徴
ヘキサタープは、よくキャンプ場で見かける形でバリエーションも多く人気のタープです。六角形の形をしてるタープのことをヘキサタープと呼んでいます。
ヘキサ型は設営した時のフォルムがきれいで、テントサイトをおしゃれに演出してくれます。実用面積は四角形より若干狭くなりますが、風に強くまた風通しもいいので開放感をより感じられ快適なキャンプを楽しめます。
一人でも設営出来て、収納サイズもコンパクトですのでソロキャンプや少人数のキャンプにはおすすめの形です。
ウィングタープ
Kelty Noah's Tarp 12 Shelter ケルティ ノアズ タープ 12 シェルター【並行輸入品】
特徴
ウィングタープはひし形のタープのことを言います。ウィングタープもヘキサタープに負けずと劣らないほど、フォルムが綺麗でオシャレです。
特徴がヘキサタープと似ていますが、大きな違いはヘキサタープは8本のロープをしようしますが、ウィングタープは6本のロープで設営がで来ます。
日陰のスペースはヘキサタープよりも狭くなりますが、収納サイズはコンパクトになりますのでソロキャンプなどの少人数のキャンプに最適です。
レクタタープ・スクエアタープ
Raychell(レイチェル) スクエアタープ RR-TA01 適用人数:4-8名 専用キャリーバッグ付属
特徴
タープの形が四角形のものをレクタタープもしくは、スクエアタープと呼ばれています。厳密にいうと長方形のタープがレクタタープで正方形のタープがスクエアタープです。
ヘキサタープやウィングタープに比べると日陰を作る面積が大きく作れます。基本的にポール6本で高く設営して日陰の面積を大きく作るのに向いています。ですので大人数のキャンプに適しているタープです。
ヘキサタープやウィングタープより四角形なので畳みやすいので撤収が楽にできますが、ポールやロープも多く使用するので設営は比較的手間がかかるタープでもあります。
スクリーンタープ
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャンプ用品 テント タープ プレーナメッシュ タープ セット 虫よけM-3154
特徴
スクリーンタープは 、テントとタープを合わせたよう形をしています。わかりやすくいうと床部分をなくしたテントような感じです。
生地1枚のタープとは違い4面をメッシュにして蚊帳にできるものや、すべてクローズにしてテントのように使用することが出来るものもあります。
スクリーンタープがタープの中では雨や風を防ぐことが出来て居住性が良いと言えるでしょう。大人数でのキャンプや特に小さいお子さんがいるようなファミリーキャンプなどには最適です。
タープを買うときはここをチェック！
購入したいタープの形が決まったら商品を探すと思います。その時にチェックしたほうがいいポイントを紹介したいと思います。
サイズ
キャンプに行く人数を把握して大きさをチェックしてください。様々なサイズがあります。使用人数の目安が書いてあったりサイズ表記があったりするので大きすぎず小さすぎないように選んでください。
また、タープの下にテントを入れる（カンガルースタイル）にするのでしたら、少し大きめのサイズでもいいですね。
耐水圧
タープのスペックを表す指標として耐水圧があります。耐水圧は簡単に言いますと水圧に耐えられるかを数値で表したものです。ちなみにビニール傘が500mmくらいと言われています。
この数値は高ければいいと言うものではなく、水には強くなりますが高くなればなるに連れて通気性が悪くなり結露の心配が出てきます。
一般的に販売されているタープ の耐水圧は1000mmから2000mmくらいのものが多くありますが使うシーンによって耐水圧については考えたほうが良いと思います。
また、水をはじく加工の「撥水加工」や紫外線をかっとする「UVカット加工」の有無もチェックしましょう。
付属品について
様々なタープ が販売されていますが、付属品もアイテムや質はまちまちですのでチェックしましょう。
確認するものは次の5種類です。付属してなければタープを設営するのに必要ですので別に購入した方がいいと思います。
ロープ
一般的なタープ にはロープが付属されていと思いますが、あまり安い商品ですとついていないかもしれませんので、ロープ付きかどうかの確認はしてください。それとロープに自在金具が付いているかどうかも確認しておいた方がいいですね。
ペグ
付属品でペグはついているものが多いのですが、ペグの質が正直良いとは言えないものが多いです。安いタープですと地面が硬いとすぐに曲がってしまう貧弱なペグがついてきたりしますので、丈夫なペグを別に購入した方がいいと思います。
私が使っているおすすめのペグを紹介しておきますね。丈夫で安心のペグですのでおすすめします。
エリッゼ（ELLISSE）鍛造ペグ エリッゼステーク 28cm カチオン電着塗装 8本セット MK-280K MADE IN JAPAN
ハンマー
ハンマーは付属品としてついていない方が多いと思いますが、ハンマー付きかどうかも確認しておきましょう。設営する時にハンマーがないとペグを打ち込めないので、ハンマーは必需品です。
やはりペグと同じく、付属品のハンマーは貧弱なものが多いので、テントを設営する時にも必要ですので、ハンマーも別に購入することをおすすめします。
エリッゼ（ELLISSE）鍛造 焼入れ ペグハンマー St.Martelo (真鍮ヘッド×ブラック)
収納袋（バック）
タープの収納バッグがついているかどうかの確認も必要です。収納袋はほとんどの場合付属としてついいると思いますが、あると便利なので確認をしましょう。
ポール
ポール付きがどうかの確認も必要です。付属品で2本ポールがついていることが多いと思いますが、場合によってはポールが付いていないタープもあります。その場合は別売りでポールだけが売っていますのでそちらも合わせて購入しましょう。
エリッゼ（ELLISSE）アルミ タープポール ブラック 太さ32mm×長さ185?215cm (ポールセット)
最後に
今回はタープの役割と選び方の話をさせていただきました。 私自身も最初はタープはなんで使うのかわかりませんでした。初めてのソロキャンプの時は真夏でタープなしで行きましたが、木陰が空いていたので助かったのを思い出します。
後日、日陰が空いていなかったことを想像したらゾッとしたのでタープを購入しました。
タープは日陰を作ってくれたり雨風をしのいでくれたりするだけでなく、寒さもしのいでくれるしプライベート空間も作ってくれるので、とても便利なキャンプ道具なので私には欠かせません。
ぜひ、皆様もタープを使用して快適なキャンプを楽しんでください。
最後まで読んでくださり誠にありがとうございました。何かの参考になれれば幸いです。
